■返済比率返済比率とは、年収に占めるローンの年間返済額の割合のことを言います。最も多い基準は年収に占める年間返済額の割合が35%までというケースです。金融機関によっては40%までという場合や、年収を段階別に分けて返済比率を決めている場合もございます。
この年収に占めるローン返済額が多いほど、生活に使えるお金が減ってしまいます。そのため、金融機関は独自に「年収〇〇万円の人は、返済比率〇%以内に収まっていれば生活に大きな支障はないだろう、その返済比率を超えてしまうと生活は厳しくなるだろう」という基準を設けております。
〈計算方法〉
年間のローン返済額 ÷ 年収 = 返済比率(%)
年収 × 返済比率(%) = 年間のローン返済額
【注意】
返済比率が収まっているからと言って、必ず希望金額が借りられるわけではありません。
ポイントとして挙げた様々な要素からの審査となり、返済比率が収まっていたとしても、総合的判断として、借入希望金額に届かない事や融資を受けられないケースもあります。
また、新しく組む住宅ローンのみならず、現在あるお借入の金額も含めて返済比率の計算は行いますので、ご了承くださいませ。